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アニメ

村人Aに転生するイリーナはリディアの生まれ変わり？原作ではどうなっている？

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2018年5月に小説第1巻が発売され、アニメ第1期も放送された「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」という作品。

この作品は、「最強の大魔王が平凡な村人Aに転生する」という、異世界転生作品では珍しいストーリー性が読者にささり、ファンも拡大中です。

そんなアニメの中で、主人公の転生先に登場するヒロイン役のイリーナが、主人公の大魔王時代の親友リディアに似ているのでは？とファンの間でささやかれています。

しかしアニメでは、イリーナがリディアの生まれ変わりかどうかは明かされていませんでした。

そこで今回は、アニメで明かされなかったイリーナとリディアの関連性が、原作で明かされているのかについてまとめてみました。

 

イリーナはリディアの生まれ変わり？

イリーナとリディア、2人の特徴についてまとめた比較結果は以下のとおりとなります。

  • 「邪神」の血を引いている
  • エルフの女性で、美貌を兼ね備えている
  • イリーナは、アードにとって転生先ではじめての友達で大親友
  • リディアは、アードにとって唯一無二の親友
  • アードはリディアに対し友情以上の特別な感情をもっている

イリーナは、リディアの末裔だったわけです。

アードが10歳のころ、はじめてイリーナに出会った時にリディアと似たような懐かしさを感じていた理由が分かりますね。

つまり生まれ変わりではないのでは！と考察できます。

 

原作でのイリーナとリディアはどんな人物？

それでは、二人の人物像を見ていきましょう。

「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」の原作で描かれているイリーナとリディアの特徴について、それぞれまとめてみました。

二人の人物像を押さえることで、イリーナとリディアの関連性が見えてくると思います！

 

イリーナの特徴

原作では、イリーナはアードにとって大親友です。

原作第１巻の「イリーナ誘拐事件」のあと、アードはイリーナの護衛役として、イリーナと常に寝食をともにすることになります。

イリーナと同じベットで添い寝をしても、冷静でいられるという点でも、アードがイリーナに対し、異性として特別な感情を抱いていないことがうかがえます。

さらに、「イリーナ誘拐事件」では、イリーナが「邪神」の一族であり、勇者「リディア」の末裔であることが判明します。

 

リディアの特徴

リディア・ビギンズゲートは、大魔王ヴァルヴアードス（魔王時代のアード）にとって唯一無二の親友として表現されていました。

外見が「美の結晶」と表現されるなど、黄金律で構成されている美しい顔のみではなく、背も高く女性として誰もが羨むボディラインを兼ね備えた完璧な体型をしていました。

種族は「エルフ」で、長くとがった耳と美しい銀髪が特徴としてあげられています。

リディアは、その強すぎる実力から、あらゆる戦士の頂点として始まりの「勇者」と崇められていました。

物語が進んでいくなかで、アードはリディアに振り回されるのですが、そのシーンが魔王時代を思い出させ、転生してからリディアと再び出会ったことに、喜びと懐かしさを感じていました。

その過程でアードは、リディアに対して自身が抱いている感情が「友情」ではなく「愛」だと気付いていくのです。

そしてリディアも「邪神」の血を引いています。

やはりこの二人似てはいるものの生まれ変わりではなさそうですね。

ではここで作品自体についておさらいしておきましょう！

 

史上最強の大魔王、村人Aに転生するとは

アニメ「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」ですが、原作の下等妙人氏による漫画小説（ライトノベル）をもとにアニメ化されています。

原作小説は、10巻（2022年5月20日発売）までが刊行されており、10巻で物語はすべて完結しています。

アニメ第1期は、全12話（2022年4月～2022年6月まで）が放送され、内容は原作小説の1巻～3巻までの内容となっていました。

次に「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」のあらすじを簡単に説明します。

 

あらすじ

物語は、人々から人間としてではなく神々に代わる畏敬の存在としてしか見られなくなった大魔王（ヴァルヴァトス）が、その孤独に耐えかね、数千年後の世界に極普通の村人アードとして転生したところから始まります。

平穏な生活を望むアードは大魔王時代のような状況を繰り返さないために、自身が特別な存在であることを隠そうとします。

しかし、その規格外の強さ故に、通いはじめた魔法学園では悪目立ちしてしまいます。

そんな学園生活の中で、魔王時代の部下との再会や転生先での仲間達の成長をとおして、アードが自己の生き方を模索していく物語です。

 

主要キャラクター

今回の作品で出てくる主要キャラである３人を紹介していきましょう！

 

アード

「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」の主人公。

神話の魔王ヴァルヴァトスの転生体で、現代において単なる村人として転生。

転生先の時代では魔法の衰退がすすんでおり、アード自身の持つ魔力も衰退していますが、その魔力は規格外です。

転生先では、規格外の魔力が原因となり、はじめての友達であるイリーナと出会う10歳まで友達がいませんでした。

また、村人として平凡に、目立たないように暮らしたいと願っていたアードですが、規格外の能力のせいで、どうしても目立ってしまうのです。

 

イリーナ

本作のヒロインで、エルフの少女。

イリーナはアードの友人であると同時に弟子でもあり、ジニーとともに魔法の修行を受けたりしています。

持ち味は活発な性格で、10歳のころ、アードと初めての友達として出会って以来、ずっと一緒に過ごしてきました。

アードに出会う前は、人と関わらずに生きてきましたが、まさに運命的にアードと出会い、友達になったのです。

アード転生後の世界では、アードとともに王都の魔法学園に通いながら、日々、魔法の修行に励んでいます。

 

リディア

本名は、リディア・ビギンズゲート。

史実において、勇者と呼ばれた大英雄で、史上最強といわれた大魔王ヴァルヴアードス（転生前のアード）と対等に肩を並べた実力の持ち主です。

女性でありながらも、可愛い女の子が大好きで、女の子を侍らしてしまう癖があります。

 

まとめ

史上最強の大魔王、村人Aに転生するのイリーナがリディアの生まれ変わりか？について、原作で描かれた2人の特徴をあげながらまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

結局のところ、小説では最終話まで真相は分かりませんでした。

しかし、イリーナとリディアの容姿が似ていることや、小説の後半で、イリーナがリディアの持つ「思い」の力で強さを高める能力を使用できるようになったなどの共通点も多かったです。

筆者の楽しい想像の世界になりますが、イリーナはリディアの生まれ変わりである可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

容姿は似てますが、人格や性格はかなり違いますので、アードとは違い転生ではないことはたしかですね。

最終的には想像で判断するかたちになりましたが、そこが、読者が想像の世界で楽しむという小説ならではの醍醐味だと思います。

想像するのは自由ですので、せっかく想像するならワクワクするような楽しい想像をしたいですね！

これからも史上最強の大魔王、村人Aに転生するの作品を追いかけていきたいと思います。

ここまで、読んでくださってありがとうございました。