魔王学院の不適合者に登場するシン・レグリア。
彼はファンの間で敵という扱いをされていました。
シンはこの物語の主人公・アノスを裏切り敵対するからです。
裏切ったのが事実だとして、シンは何故アノスを裏切ったのでしょう?
そしてその正体は精霊王なのではという噂が…。
アノスのクラスメイトのミサとも大いに関係があるようなのです。
そこで今回は、魔王学院の不適合者のシン・レグリアの正体や裏切った理由を考察していきたいと思います。
ネタバレをご理解してお読みいただけると幸いです。
魔王学院の不適合者シンの正体は精霊王?
魔王学院の不適合者3読了。シンはミスリードでやはりカノンがレイだったのか‥でもレイの正体の驚きよりミサとのイチャイチャの方が印象が残ってるwファンユニオンはついに間接お姫様抱っこまで(*^_^*)先代勇者がクズすぎたな‥‥。これで完結のような終わりだったけどまだ続くのねw pic.twitter.com/kYwnqRmMZX
— マキナになりたくて! (@makina_tunndere) December 2, 2018
シン・レグリアは現代の精霊王です。
現代のという単語を付けたのは理由があります。
もっと正確に言うと、アノスが転生する2千年前の時代の大精霊レノの夫なのです。
彼は2千年もの間生き続け、現代の精霊王となりました。
彼の過去に一体何があったのでしょうか?
詳しく説明しますね。
シン・レグリアの過去
今日のラノベまとめ
安定して面白かった。魔王学院の不適合者は、サブキャラクター(特に男キャラ)が魅力的で好き。特にシンとエールドメードがいいなー。
魔王の父編がこの巻で完結したのが1番良かった。前後編もしくは上中下巻構成が多くて、ちゃんとエピソードが最後まで見れて満足! pic.twitter.com/mZyPAlEIdC
— とら (@zDfGsF0jWrLrsAs) November 1, 2020
かつてシンはアノスの部下で忠誠を誓う凄腕の剣士。
魔族最強と言われ「魔王の右腕」と称えられており、千本の剣を持っていたことそして、その変幻自在の多様な剣技から千の剣技を持つ、”千剣”の異名が付いていました。
水の大精霊リニヨンをなんと一撃で倒したことからその功績でアノスと共にに2千年後の転生を望みます。
根源魔法の才が無かったため、記憶や能力を完全に受け継がれないと分かっていても、転生を望んだのです。
そしてアノスはそれを許可しました。
しかしアノスが4つの世界を隔てる大魔法・四界牆壁(べノ・イエブン)を発動させ、転生。
その後シンに悲劇が起こってしまうのです。
その悲劇によりシンはアノスを裏切り、転生せず2千年もの間生き続けることとなりました。
魔王学院の不適合者シンは裏切り者になったのか?
魔王学院の不適合者を2話まで見ました
シンとレノのお話大好きだから、この後の展開が楽しみだわ pic.twitter.com/7ruhslCv6c
— こぶりん⚓️(偽者)クルー (@koburin__anime2) January 17, 2023
確かにシンはアノスを裏切ることになります。
しかしそれは愛する家族のため…。
アノスが転生(シリカ)の魔法によって、2千年後の世界に転生していった後、シンは大精霊レノと結ばれ、ミサが生まれました。
しかしアノスに敵対する天父神・ノウスガリアにハメられて、ミサは魔王アヴォス・デイルヘビィアの噂と伝承より生まれた精霊とされてしまうのです。
母レノはノウスガリアの思い通りにはさせまいと、娘をアノスが転生している2千年後の現代に送りました。
これによりノウスガリアの計略は、アノスのいる2千年後に持ち越されます。
その後母レノは半霊半魔の子を、つまりミサを産んだために死亡します。
最愛の妻を失い、たった一人の娘とも2千年もの間、引き離される…。
シンは二千年後の娘を守るため、記憶も、能力も失うわけにはいきません。
彼はアノンに背き、魔王アヴォス・デイルヘビィアの伝承を世界に広めます。
アノンを慕っていたシンにとって、まさに拷問のような時間だったでしょう。
それでも娘のため、最愛の妻が命と引き換えに残した忘れ形見を守るため、彼は生き続けました。
2千年後かつての主君と対立する
『魔王学院の不適合者2』4話。ラブラブだったレイが心折れないか心配…彼と戦っていたのは精霊王でシン。かつてのアノスの右腕。黒髪女アヴォス・ディルへヴィア=ミサ=これがホントの黒ミサ!でいいのか?話が入り組んできて分からなくなってきたが、まあ全てアノス様に任せておけば問題ない(笑) pic.twitter.com/4vHNGssnKy
— ほのぼの (@honobonosky) January 29, 2023
シンはかつて忠誠を誓ったアノスと対立することになります。
2千年後ノウスガリアの策略がミサを介して発動される時が来てしまいました。
実は魔王アヴォス・デイルヘビィの伝承はアノスを守るために、という想いから勇者カノンが作り出した偽の魔王でした。
それをノウスガリアがアノスを消滅させるためにミサを神の子として利用しようとしたのです。
2千年後、ノウスガリアの策略が作動。
ミサがアヴォス・デイルヘビィとして覚醒しアニスと対立するとそれを利用し、魔王城デルゾデートと理滅剣を手にしてアノスを消滅させようとしてくるのです。
娘を守るためシンはアノスと敵対します。
しかしアノスを前にシンは自身の力を発揮せず降伏しました。
実力的にも、何より精神的にも敵わないと思ったのでしょう。
アノスはすべての元凶であるノウスガリアを倒します。
そして、ミサを善良な精霊として生まれ変わらせるのです。
過去を改変したことにより大精霊レノが蘇り、シンは2千年の孤独という地獄から解放されるのでした。
このシンとレノのラブストーリーはファンの間でも人気です。
魔王学院の不適合者 原作読んでる殆どの人が言うけど大精霊編は涙無しには語れない(´;ω;`)ウッ…
魔王の父編も最高だしアルカナ関係の話も良きだけどやっぱり大精霊編のシンとレノ!!— ゆっくり刀 🐧🎴 (@sinn2katana) February 17, 2022
色々なストーリーがある中でも一番に認定されていますね。
「#魔王学院 の不適合者II」1話。「シン」と「大精霊レノ」の物語からのスタート。この2人と生まれてくる子供のエピソードも良いよね!2000年前の物語も徐々に明らかになってくる。「エレオノール」と「ゼシア」が仲間に加わり、ファンユニオンも活躍、そして「アノシュ」登場で賑やかになりそう。
— Multi385 (@multi385) February 19, 2023
アニメでどこまで語られるかは不明ですが、画面で動くシンとレノの二人に注目しましょう!
家族のためとはいえ、辛い思いをしてきたシンには幸せになって欲しいですね。
自分に背いてまで家族を守ろうとしたシンに対して、アノスがどんな言葉をかけたのかはぜひ原作をご覧ください。
まとめ
魔王学院の不適合者4〈下〉読了
偽魔王編完結! 今巻もピンチをピンチと感じさせないアノスの圧倒的な戦闘力、機転力は流石の一言。そしてシン、レノ、ミサ、レイ達が見せてくれた「愛の力」はとても温かく、力強かったです。ラストで新たな伏線が見受けられましたし、次巻からの新章にも期待ですね! pic.twitter.com/FdRYqNU7LX— げんごろう (@gengorou96) July 9, 2019
今回は魔王学院の不適合者の人気キャラ、シンの正体を考察してみました。
シンは高い実力と一途な忠誠心でアノスに従えていた最強の剣士でした。
そんなシンも大精霊レノと恋に落ち、家族のために君主に背く姿は素晴らしい夫であり父親です。
シンを従えるアノスも人格者であることが伺えます。
アノスが自身のことしか考えず、巨大な力を使い弱者をねじ伏せているような存在ならシンのような男がついてくるはずがありません。
家族との再会後のシンを見ると正体は親バカである可能性もありますが…。
原作では大精霊編以降は新展開になるようなので、魔王学院の不適合者をアニメともども楽しんでいきましょう。