2022年10月11日よりアニメ放送が始まるチェンソーマン。
アニメ化が決まってから話題騒然となっている作品ですが
と読むのを止めてしまう人もいるようですね。
実にもったいない!
確かにチェンソーマンは物語の展開が早く、キャラクターの人間関係が複雑な部分があるので遠ざけてしまいがちですが、それが魅力でもあるのです。
今回はチェンソーマンが理解できない理由を考察し、改めてチェンソーマンワールドに浸れるようにお届けしていきます!
ネタバレありですご注意ください
Contents
チェンソーマン理解できない?
こんばんは❗️
オカです😁
今更ながら、チェンソーマンを読み始めました😆
作者さんが東京藝大卒の方ってことは知っていたので、きっちりした内容なのかな❓と思いながら読み始めたらビックリ❗️❗️
いい意味で裏切られました(笑)
ジャンプ+というアプリで全話読めるので是非❗️#チェンソーマン pic.twitter.com/1nASY3hDnv— ARROW なんばヒップス (@ARROWnamBaHIPS) September 22, 2022
チェンソーマンは理解が難しいのか、いえそんなことはありません。
一言でいえば
ポチタという悪魔の力を心臓に宿した主人公・デンジが「デビルハンター」つまり悪魔を狩るものとして働くストーリーです。
では、なぜチェンソーマンは理解が難しいと言われるのでしょうか?
まずはSMSの声を聞いてみましょう。
チェーンソーマンはデンジ君にいまいち感情移入できなくて一回読むのストップしてしまったんだがマキマさんがすごく好みのキャラっぽいのでまたちゃんと読みたいなあと思う所存
— じゅぺっと (@dist_word) December 16, 2021
どうやら原因は主人公デンジにあるようですが、一方でやはり女性キャラは人気がありますね。
チェーンソーマンがまさにそうなんだけど、話のテンポが早いよな、最近のマンガ
昔だともうちょい引っ張ったシーンがザクザク進むというか、1話あたりのエピソード密度が高いというか— とあるコンサルタント (@consultnt_a) October 12, 2020
物語の進みが早くいまいちついていけない読者もいますね、確かにあまりテンポが速すぎると疲れるかもしれません。
メインキャラ?
死にまくる漫画あんまり好きじゃない
俺からしたら
読んでて『はぁ??』ってずっとなってた。#チェーンソーマン— 神威 (@kamui_ofuji) June 12, 2021
気持ちはわかります、特に自分の推しキャラが死んだらテンションだだ下がりですよね。
人気作品なだけあってさまざまな意見が出ていましたので、皆様のご意見も含めて何故そう思われてしまうのか原因を探っていきましょう。
チェンソーマンなぜ意味不明でわからないのか?
9/20発売「SWITCH」の『チェンソーマン』巻頭特集でインタビューが掲載されます。
迫力あるチェンソーマンの表紙が目印です🔥▼ SWITCH商品ページhttps://t.co/cxdAa6y2Wl pic.twitter.com/QinriKMBeT
— Eve OFFICIAL (@nonsense_eye) September 19, 2022
チェンソーマンがなぜ理解できないのかSNSでご意見を聞いたうえで、今回は主に3つの原因を考察しました。
- 主人公・デンジに感情移入できない
- 物語のテンポがとてつもなく早い
- 物語の最終目的がはっきりしない
ではさっそく、この3つについて考えていきましょう。
主人公・デンジに感情移入できない
ヴ…ヴー…ヴ! #チェーンソー #チェンソーマン #デンジ #イラスト #ChainsawMan #chainsawman #Denji #denji #Illustration pic.twitter.com/JNwWblTKU0
— デンズー (@D5zh_) January 18, 2021
チェンソーマンが意味不明と言われる1つ目の原因は主人公・デンジの目的や信念に曖昧な点がある事です。
言い方が少々乱暴ですがいいかげんで、ふわふわしているという事。
ジャンプの主人公は、ほぼ全員明確な目的や信念をもっています。
しかしデンジの目的は、ジャムをつけたパンを食べ、好みの女性の胸を揉むために悪魔を倒すです。
人間としての自然な欲求ですね。
確かにデンジは父親の借金をを背負わされ、悲惨な人生を歩いてきました。
普通の生活をしたいと思う気持ちはわからなくはないですが、特に女性は感情移入しづらいでしょう。
男性も、「女の胸を揉むために命はんの?」と思う人もいるのでは?
これでもし、父親の死が悪魔によるものだった、しかも犯人が銃の悪魔だったとかならまだわかりやすかったかもしれません。
もう少し複雑にすると、例えば母親の死が銃の悪魔によるもので、父親は妻の仇を取ろうとしていたが銃の悪魔にデンジを人質にとられ息子を守るために自殺したとかでしょうか。
いずれにしてもデンジには悪魔を倒す明確な動機・信念が足らないと思います。
物語のテンポがとてつもなく早い
チェンソーマンのEDに
Aimerさんが「Deep down 」
なる曲を歌われる🌟
独特な物語の世界観に併せた
楽曲が楽しみ過ぎる!
ジャンプ+でチェンソーマン
第2期も楽しいのでおすすめです👍🏻#Aimer#チェンソーマン pic.twitter.com/Mt91iFc0sY— 🐈よっしー🐈 (@Aimer_REMINDYOU) September 20, 2022
2つ目の原因は物語のテンポの早さです。
チェンソーマンは話の展開がとてつもなく早く、引き延ばしがありません。
敵はもちろん味方も情け容赦なくバンバン死んでいきます。
なので「あ、もういいや」と投げてしまう人もいるでしょう。
さらに意味不明と言われる大きな原因一つと思われることがここにあります。
なんと、死んだと思われていたキャラがいきなり生きかえって来たり、生きているのではと思ったキャラが死んでたりすることがあります。
もうわけがわかりませんね。
そういった時は「あ、生きてたんだ(死んじゃったか)」と素直に受け入れた方が賢明ですよ。
物語の最終目的がはっきりしない
チェンソーマンではクァンシ、マキマさん、デンジ君が好きです♪後、銃の悪魔って厨2心をくすぐりますよね‼︎(高一いわく) pic.twitter.com/dvm8Vpwp61
— 何かを投稿します。 (@ZARzg3jKUb9s4sN) March 15, 2021
3つ目の原因は最終目的がはっきりしていないためわかりにくいということです。
正直この物語の目指すところがよくわかりません。
前述で述べましたが公安対魔特異4課の最大の敵は銃の悪魔です。
しかし物語がすすむと銃の悪魔はすでに倒されていて、その肉片を世界各国が所有していました。
そしてその肉片を所有することで各国が軍事的パワーバランスを保っている状態です。
この時点で目的が曖昧になってしまいます。
じゃあデンジたちは何のために戦っているの?という感じです。
さらに最終的にはマキマを倒すため肉片の20%を所有するアメリカが銃の悪魔を復活させてしまいます。
マキマが作ろうとしている理想の世界が、世界各国にとって都合が悪いからです。
では真の黒幕とは誰のことなのでしょうか?
- 自身の目的のために銃の悪魔を復活させたアメリカか
- 同じく目的のために多数の仲間を犠牲にしてきたマキマか
- それともマキマと契約している内閣総理大臣か
読者は混乱しますね。
結果的にデンジがマキマを食したことで第1部は完結していますが、本当にマキマだけが悪いのか?
と問われた時みなさんは即座にマキマと回答できるでしょうか。
鬼滅の刃のように倒す敵、悪者がはっきりしないと物語の本筋がぼやけてしまいます。
まとめ
マキマさんの犬になりたい#チェンソーマン pic.twitter.com/RkANgGzY4F
— モチベ爆上がり中のあじゅえ (@Vo1x15) September 19, 2022
今回はチェンソーマンの理解できない理由について考察してきました。
やはり主人公の戦う動機の曖昧さは大きいですね。
デンジは育った環境の悪さから不器用極まりない性格となってしまいました。
自分の欲する事を優先してしまうのも仕方ないでしょう。
ジャンプヒーローとしては物足りなく感じてしまいがちですが、デンジは他の悪魔を消すことができるとしてもむやみに殺したりはしません。
悪魔も人間と同じ痛みを感じることを知っているからです。
チェンソーマンを理解できない理由を考察しましたが、少々わかりづらいところがあると認識したうえで読むと理解が深まるのではないでしょうか。
懇切丁寧に説明してくれる作品ではありません。
だからこそ読者はさまざまな想像を巡らせ、考察することでより深くチェンソーマンという物語の中に入っていけるのです。
そして何よりまだ第1部が終わっただけで第2部があります。
今は不器用なデビルハンター・デンジの成長を見守る事にしましょう。