2022年10月から5年ぶりとなるガンダムシリーズ『水星の魔女』のアニメが始まりましたね!
本編の起点となる『水星の魔女PROLOGUE』の公開で「学園モノ!」と「初の女性主人公!」とワクワクしていた私たちをいい意味で裏切ってくれました。
プロローグの公開で様々な疑問が生まれたと思うので、本記事では
①水星の魔女プロローグから生まれた疑問の考察
- なぜヒロインの名前が違うの?
- プロローグは何年前の話?
- ルブリスとエアリアルは同じガンダム?
②水星の魔女プロローグの感想
について解説していきます。
今回の解説にあたってプロローグ・ゆりかごの星・本編(水星の魔女)のネタバレを含みますので注意してください。
ネット上での様々な考察や口コミと私の考えも交えて解説していきます。
Contents
水星の魔女プロローグの考察
水星の魔女、Prologue→1話→ゆりかご→2話の順番で見ていい感じ。
背景も分かるとめっちゃ面白い。 pic.twitter.com/DbJIdeEGoH— ☀️おかぴー☀️ (@2nd43944100) October 10, 2022
今回プロローグを見て考察していくのは以下の3点についてです。
- なぜヒロインの名前が違うの?
- プロローグは何年前の話?
- ルブリスとエアリアルは同じガンダム?
それでは一つずつ見ていきましょう。
なぜヒロインの名前が違うの?
プロローグに登場する4歳のエリクト・マサヤ(エリー)と本編の主人公スレッタ・マーキュリー(スレッタ)は同一人物なのか、なぜ違う名前なのか考察していきます。
①エリクトとスレッタは別人説
水星の魔女1話視聴しプロローグの凄惨なイメージからかけ離れた学園バトルものに変わってしまってることに困惑してると「ゆりかごの星」という補間小説が有ると…
スレッタの母がエアリアルを開発したとある事に何か違和感… 実はスレッタとエリクトは同一人物ではない?謎が深まるので見続けようと pic.twitter.com/4Af0EvRPXX— Takuya (@STYLE_S_Takuya) October 6, 2022
ネット上で多くの考察で語られているのは、エリクトとスレッタが別人だから名前が違うという説です。
具体的にはスレッタはエリーの娘ではないかという意見があります。
プロローグの後の話『ゆりかごの星』では母親が復讐の鬼と化していて、復讐のためにスレッタを小惑星にあるアスティカシア高等専門学園に送っています。
しかしスレッタは、復讐のために送られているのを知らない感じなんですよね。
エリクトは父親を殺されているので、スレッタを生んだ後も復讐に燃えていてもおかしくはありませんし、スレッタがそのことを知らないというのも不思議ではありません。
②敵にバレないように改名している説
おはようございます~
水星の魔女の「プロローグ」見たんですけど、やっぱりガンダムらしい重い過去が主人公にはあるんですね
そのあたりを本編でバッサリ切ったのは正解だと思います
主人公の名前は偽名ってことになるんですが、スレッタと呼ぶかエリクトと呼ぶか… いずれ本名を名乗るのでしょう pic.twitter.com/wIkZ1wdFdS
— かあつかつろー (@kaatsukun) October 2, 2022
エリクトはスレッタという名前に改名しているという説も考えられます。
母親も名前が変わっていますし(スレッタの母親はプロスぺラ)、母親は夫や大切な友人たちを殺した敵に復讐するため相手にわからないように名前を変えている(偽名の)可能性がありますよね。
また、スレッタは記憶を消されている説も出ています。
それならスレッタとエリクトの性格が違う点や復讐のことを知らなそうという点でも納得できる気がします。
プロローグは何年前の話?
本編1話ではA.S(アド・ステラ)122年とわかっていますが、プロローグでは何年かわかっていません。
また、プロローグが何年前の話かによってエリクトとスレッタの関係も変わってきそうです。
ネット上では12年前説と約30年前説がでています。
12年前
このデリングさん、もしかして…過去にガンダムに嫌な思い出があるのかも知れない。
オレ個人的な意見は、別世界の住人って言うのも考えられるような…。#水星の魔女 pic.twitter.com/s6MblySJyU— マモル樹雷 (@mamojuly71) October 10, 2022
エリクト=スレッタと考えるならば、エリクトは4歳、スレッタは16歳なので12年の歳月が経っていることになります。
また、敵であるデリングの娘ミオリネも16歳なのでそんなに不思議なことではないでしょう。
12年でのデリングの容姿の変化に「老けすぎでは?」という意見もありますが、宇宙からの人体への影響と考えると老けやすくなると考えることもできそうです。
30年前
一瞬しか出ないけど、シン・セー開発公社設立年がA.S.89、んで現在がA.S.122。
もしプロローグの後にエルノラが公社を設立したのなら33年過ぎてる事になる。
33年過ぎてるとしたらデリングの現在の姿にも納得だけど、そうなるとスレッタは?ってなる。これは今後も考察面白そうだ😄#水星の魔女 pic.twitter.com/bxVrNAnEyU
— ただの山田 (@TDNYAMADA) October 9, 2022
「スレッタはエリクトの娘説」からエリクトが18歳でスレッタを生んだとすると、スレッタが16歳の設定なので30年と考えることができます。
また、プロローグと本編の男性陣が老けすぎているという点からもこのような説が出ています。
さらに人懐っこいエリクトとコミュニケーションをとるのが難しいスレッタという性格の違いからも、エリクトとスレッタが別人であるという説がでる要因となっています。
30年経過しているとするとデリングの娘はデリングが高齢になってからの子か、養子ということも考えられますね。
ルブリスとエアリアルは同じガンダム?
プロローグの4歳の頃よりは成長してる…よね?
その間にルブリスを換装したの?
それとも新機体としてエアリアルが開発されたの?
それとも…そもそも…ミスリードなの?#水星の魔女 pic.twitter.com/lyvgZWGYeu— ヤスミジカン旅程 (@pcmdaddu) October 9, 2022
ガンダムが「ルブリス」から「エアリアル」という名前に変わっています。
ガンダムの名前が変わっていることに対して以下のような考察が出てきます。
- エルノラがルブリスを改修してエアリアルを作った
- ルブリスの核となるGANDフォーマットを別の機体に移した
- エリクトがルブリスに組み込まれている
水星までの移動距離に対するルブリスの負担やプロローグから本編までの月日を考えると、ルブリス自身がそのまま存在するとは考えにくいので、改修か別機体ということになるでしょう。
この他にもなぜエリクトがルブリスを動かせたのかなど様々な謎が残っています。
今後『水星の魔女』で徐々に明らかにされていくと思いますが、考察合戦でネット上でも盛り上がっています。
今後のアニメ放送が楽しみですね!
水星の魔女プロローグの感想まとめ
←プロローグを見ずに純粋に学園モノみたいに水星の魔女を見る人
→プロローグ見て学園モノが面白いほど後ろに控える事実が重くなる人 pic.twitter.com/WRLr84T9Dh— 祝!ミストレ✕ワルロマコラボ! (@yuinoneko) October 16, 2022
上のツイートを見て思わず笑ってしまったのですがまさに「その通り!」だと思います(笑)
水星の魔女プロローグは謎も多かったのですが、視聴者はどのように思ったのか、口コミをご紹介しますね!
ガンダム 水星の魔女のプロローグ見た!
本編とテイストが違ってかなりシリアスですね。
本編も最終的にこんな感じになっていくのかな。似たような趣味の方よろしくお願いします。#いいねした人全員フォロー#いいねRTした人全員フォロバ
— ともねこ@漫画アニメ&同人好き (@eromanga_follow) October 13, 2022
本編の予告が先に公開されて明るい感じで描かれていたのに対し、プロローグを見るとそのイメージはガラッと変わります。
結構シリアスというか、父親が亡くなるシーンや撃墜した後のエリクトのセリフも心を締め付けられましたね。
水星の魔女見てるけど、、
プロローグだけでこんなに苦しくなるなんて
便利に生きやすくするための道具が必ずしもそれだけに使われることがない
たくさんガンダムを見てきて矛盾の物語なことに違和感はないけど、やっぱり殺さずを貫いたキラのSEEDが1番好きだな— minato @10/15〜おばけのカーニバル展Gallery glad. (@minato_37100_) October 18, 2022
人類が宇宙で生きるためのものとしてガンダムが開発されているのですが、人を殺すものとして利用されているという点で矛盾を感じますね。
『水星の魔女』では学園で「決闘」という形で戦うのですが、後半は命を懸けた戦いになることが予想されます。
まだね、まだ完結してないからね、わからないけどね、主人公が周囲みんなに愛される作品苦手なんだよなあって人ほど今回のガンダム見てほしい。プロローグから見てほしい。
最高に楽しいから— 春田 (@hrt_yoru) October 16, 2022
ガンダムファンからは、「プロローグこそガンダム!」という意見が多く、プロローグは鬱な感じの「ザ・ガンダム」感があります。
「プロローグから見てほしい」という声も多く、『プロローグ』→『ゆりかごの星』→『水星の魔女』と見るとより深く楽しめますよ!
まとめ
#水星の魔女 PROLOGUE
GUNDフォーマット。
機械と人体とのリンク。
その革新的技術。
自ら引き金を引き奪った命の尊さと贖いきれない罪を背負う。
4歳の誕生日にみんなの命の蝋燭が消えてゆく。
なんて悲しいハッピバースデー。
最後のバースデーソング。
少女の物語は何も知らないまま始まる。 pic.twitter.com/Z0zuikOPNd— ケーロック (@krockworks) October 6, 2022
プロローグの謎は本編で解かれると思いますが、現在の考察をまとめていきます。
プロローグが何年前の話かによってエリクトとスレッタの関係が変わってきそうです。
●もしプロローグが12年前だったら
エリクトはスレッタという名前に変えて、記憶をなくしているかプロローグでの出来事を覚えていない。
●もしプロローグが30年前だったら
エリクトの娘がスレッタであり、エリクトは父の仇をとるために復讐に燃えている。
ルブリスとエアリアルの関係は2つの考察があります。
- ルブリスを引き継いでエアリアル(改修か別機体)になっている。
- ルブリスの中にエリクトが組み込まれエアリアルになっている。
『水星の魔女』はガンダムシリーズの続編ではないので、ガンダムを見たことがない方にもオススメです!
『水星の魔女プロローグ』は本編の前の話で、主人公やガンダムの名前が異なっているなど謎が深まるストーリーでした。
口コミでは「プロローグを見てから水星の魔女を見てほしい!」という意見も多く、プロローグを見ることで様々な考察をすることができより楽しめて面白くなりますよ!